おはようございます。WEB制作担当の竹内です。
本日のニュースです。
【地域】
「横浜市、超小型モビリティを使った訪問診療を開始」
横浜市は、超小型モビリティの新たな活用方法として、病院での訪問診療・看護を試験的に開始すると発表いたしました。
低炭素な超小型モビリティについては、横浜市と日産自動車が協働で進めている「ヨコハマモビリティ“プロジェクトZERO”(YMPZ)」および「環境未来都市」における「電気自動車の普及・利活用」「超高齢化対応」として取組を進めています。
今回の取組は、地域医療支援を目的として、車両の有用性を実証するもので、地域見守り支援を目的として、7月から開始した「超小型モビリティによる青色防犯パトロール」に続く第2弾。通院が困難な在宅高齢者に対する医療機関による訪問診療や、訪問看護ステーションによる訪問看護において、超小型モビリティの有用性を実証いたします。
実証には日産から貸与を受けた『NISSAN New Mobility Concept』を使用。現在の訪問診療等の車両(軽自動車)では、狭い道(幅約1.5〜4m)での切り返し、上り坂でのパワー不足、訪問時の路上駐車による交通障害などの課題があり、超小型で低炭素である同車両の有用性が期待されています。
実施地域は横浜市金沢区とその周辺地域、実施期間は10月15日から2013年11月30日まで。済生会若草病院とわかくさ訪問看護ステーションで行う予定です。
【文化】
「ノーベル物理学賞に仏米2氏=量子コンピューター実現へ基礎」
スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2012年のノーベル物理学賞を、将来の実現が期待される量子コンピューターの基礎を築いたフランスのセルジュ・アロシュ博士(68)と米国のデービッド・ワインランド博士(68)に授与すると発表いたしました。
アロシュ博士はフランスの高等教育機関コレージュ・ド・フランスの教授。ワインランド博士は米国立標準技術研究所(NIST)の研究グループリーダー。量子コンピューターは現在のコンピューターよりも桁違いに高速で、実現に向け研究が進められています。
2人は光と物質の相互作用を研究。レーザーやマイクロ波を使い、量子の状態を壊さずに観測や操作を行う手法を別々に開発。理論が先行していた量子コンピューターの実現に向け、基盤を築きました。ワインランド博士らの手法を応用した時計は、セシウム原子時計の100倍正確で、約137億年前の宇宙誕生から時を刻んだとしても、現在まで5秒しか狂わない精度という事です。
アロシュ博士は2002年、ワインランド博士は2000年に、玉川大の量子通信国際賞を受賞いたしました。同大量子情報科学研究所長の広田修教授は「量子コンピューターの理論は分かっていたが、実験のやり方として有望な方法を提案した。2人の実験で、実現可能性が出てきた」と話されました。
授賞式は12月10日にストックホルムで行われ、賞金計800万スウェーデンクローナ(約9500万円)が贈られます。
【自然】
「青いキノコ、ボルネオ島で大量の新種」
新種と見られるイッポンシメジ属のキノコが発見されました。ボルネオ島、マレーシア領北部のキナバル山の標高約2000メートル地点で、詳細な調査を目的として採取されました。
2週間に及ぶ生物多様性調査では、約300種の菌類を収集。うち100ほどは新種と考えられています。調査チームによると、今回得られたDNAサンプルをはじめとする各種データから、キナバル山に生息する菌類の大まかな数が初めて判明するという事です。
今日もお客様のお役に立てるよう精一杯がんばってまいります。
それでは本日もよろしくお願いいたします。