おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【宇宙】
「火星探査機キュリオシティの試運転成功、探査に出発へ」
記者会見したNASAのプロジェクト責任者は「これほど重要なことはない。探査機が動き回れなければ何も達成できないところだった。試験は完了し、全て予定通りにいった。これは素晴らしいことだ」と語っています。
キュリオシティは着陸地点の「ゲール・クレーター」で、16分間かけて前進と後退、120度の方向転換を行い、動いていた時間は4~5分だったとのことです。 これで「仮免許」を取得したことになり、次は現在地から400メートル東南東のグレネルグという地域を目指します。
この地域は地層のある岩盤など3種類の地形で構成されており、掘削などの調査を予定しています。 次いで岩盤層が堆積してできたシャープ山(高さ約4800メートル)に向かい、さまざまな地層を調べて生命が存在していた痕跡を探します。
この目標に到達するまでに1年ほどかかるそうです。 機材の点検を行った後に出発し、まず1日あたり10メートルのペースで移動して、写真撮影や障害物発見の機能をチェックします。次いで1日あたり20~40メートルのペースに加速します。システムが問題なく機能すると確信できれば、1日あたり50~100メートルの移動も可能とのことです。
【話題】
「金箔1万5千枚、秀吉の茶室再現」
豊臣秀吉の「黄金の茶室」を再現した茶室が、長野県松本市金山の信州ゴールデンキャッスル(SGC)で展示されています。壁などには1万5千枚の金箔(きんぱく)が使われ、茶器や花もすべて金製で総額は4億円とのことです。
茶室は高さ2.5メートル×幅2.7メートル×奥行き2.55メートル。2008年の東京・国立科学博物館での展覧会のために、およそ8カ月かけて製作されました。
豊臣秀吉は、このような茶室を大坂城から京都御所、名護屋城(佐賀県)にも運んだと伝えれれています。
【話題】
「氷河のような純白の鍾乳石」
山梨県丹波山たばやま村の青岩あおいわ鍾乳洞でこのほど、国内では珍しい長さ30メートルに及ぶ純白の鍾乳石が確認され、NPO法人「日本洞穴探検協会」(山内正代表)などの日・米・台湾の国際チームが撮影に成功しました。
青岩鍾乳洞は全長700メートル以上で、十数年前に洞窟の入り口に通じる山道が土砂崩れで流失し、最近では訪れる人はまれになっていました。
純白の鍾乳石は、人の肩幅ほどの狭い穴をくぐり、崖をよじ登って、たどり着く最奥部に横たわっています。ランプに照らし出された様子はさながら石の氷河で、山内代表は「将来、一般に開放されれば、青岩鍾乳洞の価値が広く認識されるだろう」と話しています。
それでは本日も一日よろしくお願いします。