おはようございます、コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【サイエンス】
「油井さん宇宙へ」
日本人10人目の宇宙滞在に挑む油井亀美也・宇宙飛行士(45)が23日、中央アジアのカザフスタンから国際宇宙ステーション(ISS)に出発します。
油井さんは航空自衛隊でも年間数人しか選ばれないテストパイロットの出身で、関係者は「テストパイロットならではの才能を存分に発揮してほしい」と期待しています。
油井さんは子どもの頃から宇宙飛行士や天文学者になるのが夢でしたが、防衛大学校に入学して一度は宇宙への夢を断念。空自入隊後、米軍のテストパイロットが宇宙飛行士になる映画「ライトスタッフ」を見たのをきっかけに、宇宙飛行士への転身を夢見て、テストパイロットを目指しました。
テストパイロットは、新たに導入する戦闘機について、機体の性能や限界を探るのが仕事。このため、失速を伴うような危険な飛行もあえて行うとの事。
当時上司だった柴谷敏文・飛行実験群司令(53)(空自岐阜基地)は「油井さんが操縦する機体に同乗していた際、失速するトラブルに見舞われたが、的確に操縦して機体を立て直した」と振り返り、油井さんのテストパイロットとしての判断力や操縦能力を高く評価しています。
【話題】
「いかだ 多摩川下る」
自作のいかだで多摩川を下る「狛江古代カップ多摩川いかだレース」が19日、狛江市内で開かれました。25回目の今年は計89チームが参加。スピードを競うタイムレースの部門や、デザインを競う企画部門などで審査が行われました。
午前10時過ぎからスタートでスピードを重視した流線形のいかだや、テレビゲーム機の本体を再現したもの、プロレスのリング形のいかだでパフォーマンスを披露したチームもありました。
タイムレース一般の部では、昨年初優勝した「ハートフルおやじファミリー号」(狛江市)が連覇。企画部門の最優秀企画賞には、「狛江六小いかだファイターズZ」(同)が選ばれました。
【祭り】
「安全祈願・鯛まつり」
豊漁と海の安全を祈願する奇祭「鯛たいまつり」が19日、南知多町の豊浜漁港一帯で開かれ、巨大なタイの張りぼてが海上を遊泳しました。
張りぼては、地元の5地区がそれぞれに、竹と木の骨組みに白木綿をかぶせ、鮮やかな赤や黒色を塗って「鯛」の形に仕上げ。最も大きなものは長さ約15メートル、高さ約5メートルもあります。18日は4地区で「鯛」が練り歩きました。
最終日の19日は、5台の「鯛」が繰り出し、うち3台が同港の海に担ぎ入れられその後、船に引っ張られて海上を遊泳しました。
それでは本日も一日よろしくお願い致します。