おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【話題】
「空の駅 さくら館オープン」
桜の名所であり、成田空港に離着陸する飛行機の撮影スポットとしても人気の公園「成田市さくらの山」(同市駒井野)に、観光拠点施設「空の駅 さくら館」が開館しました。
オープン初日の26日は、地元農産物の販売コーナーなどに大勢の人が訪れにぎわいました。市内の観光情報発信や特産品の販売などを目的に市が整備した施設で、地元農家などでつくる管理企業組合が指定管理者として運営します。鉄骨平屋約747平方メートルの館内には物産販売スペースや、焼きたてのパンを楽しめる軽食コーナーなど設けています。
開館記念イベントとして、29日は世界各国の料理が並ぶ「国際村」を開催。さくらの山から撮影された航空写真展が5月6日まで開かれています。。
【話題】
「絶滅危惧種の海鳥、小笠原で繁殖確認」
独立行政法人森林総合研究所(茨城県つくば市)は、これまで8羽しか生息報告のない海鳥「オガサワラヒメミズナギドリ」が、小笠原諸島で繁殖しているのを確認したと発表しました。
この鳥の英語名は「ブライアンズ・シアウォーター」。体長27~30センチ・メートルで体重130~150グラム。体の上部は目の周辺を除いて黒く、下部は白い。足は青い。米ミッドウェー諸島で1963年と91年に1羽ずつ観察された後、絶滅したとされていました。
同研究所などは2012年、1997~2011年に小笠原諸島で6羽の生息を確認したと発表。和名をオガサワラヒメミズナギドリとしました。環境省や国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定され、その後の生息報告はありませんでした。
同研究所とNPO法人小笠原自然文化研究所(小笠原村)は、今年2月25日夜から26日朝にかけて小笠原諸島の無人島・東島の一部(約3ヘクタール)を調査。甲高い鳴き声を手がかりにオガサワラヒメミズナギドリ10羽を確認。このうち4羽を捕獲し、体長などを測った後、すぐに放鳥しました。
10羽のうち1羽は、地中に掘った巣で卵を抱いていました。巣が確認された場所は国有林内で、オガサワラススキやタコノキが生えていました。オガサワラヒメミズナギドリの巣作りに適さない外来植物のギンネムによる環境破壊が進んでいるため、林野庁は4月以降、ギンネムを駆除する予定です。川上主任研究員は、「3ヘクタールで10個体しか見つからず、絶滅寸前と言ってもいい。他の島の調査も進めたい」と話しています。
【話題】
「川崎に県内初 EV路線バス」
川崎鶴見臨港バス(川崎市川崎区)は4月1日から、環境に優しいEV(電気自動車)バスを川崎市内の一部路線に導入します。EVバスの運行は県内で初めてとなります。
EVバスは昨年6月に国土交通省の「地域交通グリーン化事業」の認定を受け、川崎市や東芝などとの協力で開発されました。市などによると、1回の充電で約40キロ走行できる蓄電池を積み、ディーゼル燃料のバスと比べ、排出する二酸化炭素を約4割削減できるという。
導入される路線は、JR川崎駅前と市立川崎病院を結ぶ区間。川崎鶴見臨港バスの浜川崎営業所(同区)に設置された急速充電設備で1日2、3回充電しながら、同区間21往復のうち15往復分(約36キロ)を運行します。運賃は従来と変わらず片道100円。
車内には、乗客の性別や年齢層、人数、乗降時間を把握するカメラとセンサーを設置。利用動向を把握し、ダイヤ改正などに役立てます。ほかにも、広告などの映像が流れるデジタルサイネージ(電子看板)を搭載。災害時用のコンセントといった機能も備わっています。
それでは本日も一日よろしくお願い致します。