おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【テクノロジー】
「未来型シャワー、水も熱も再利用 年間13万円節約」
「たった5リットルの湯を循環させるだけで、快適にシャワーが浴びられる」、スウェーデンの産業デザイナーが開発した未来型シャワーを使えば、水道光熱費を大幅に節約することができるそうです。
宇宙船では新たな水を補給しないまま、飛行士たちが何年間も生活します。地球上でも同じことができるはずだと考えた産業デザイナーのメルダッド・マジュビさんは、シャワーの湯を浄化、リサイクルする「オルブシス・シャワー」を開発いたしました。
宇宙船内と同じように、「閉じたループ」の中で水を循環させる仕組みで、シャワーヘッドから出てきた湯を排水口に集め、一瞬のうちに飲料水レベルまで浄化したうえで、再びシャワーヘッドへ吸い上げます。短時間でリサイクルするため湯の温度はほとんど下がらず、ほんのわずかな再加熱で済み、湯の勢いが強く、安定しているのも特長とのことです。
通常10分間のシャワーで使う湯の量は約150リットルとされるていますが、オルブシス・シャワーなら約5リットルと30分の1に抑え、それを繰り返し使うことができます。結果として水の消費を9割以上、エネルギー消費を8割も減らせる計算で、年間の水道光熱費にして1000ユーロ(約13万円)の節約になるそうです。
マジュビさんはルンド大学在学中にオルブシス・シャワーを考案いたしました。このアイデアは米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターとの共同プロジェクトにも組み込まれています。
マジュビさんは「次の段階はできるだけ多くの人にこれを使ってもらうこと。テーマは水の節約にとどまらず、地球の資源をいかに賢く使うかということだ」と話しています。
【オークション】
「シューマッハがドライブしたフェラーリF1カー、米オークションに出品」
米国テキサス州の実業家、ミルトン・ベレット氏は、「2013米国フォーミュラ1グランプリ・ウィークエンド」の一環として11月16日に開催される「Motostalgiaグランプリ・オークション」に、同氏所有の「1998フェラーリF300フォーミュラ1レーシングカー」を出品すると発表いたしました。
ベレット氏は世界中の希少な車を多数所有するほか、マイケル・ジャクソンが「スリラー」で着用したオリジナル・ジャケットを180万米ドル(約1億7800万円)購入したことでも知られています。
今回出品される「1998フェラーリF300フォーミュラ1レーシングカー」は、フェラーリによって9台のみ製造されたF300カーの1台で、エディ・アーバインとミハエル・シューマッハがドライブしたモデルとのことです。評価額は95万米ドル(約9400万円)から115万米ドル(1億1400万円)となっています。
【イベント】
「一足早くクリスマス気分 世界一ツリー点灯 USJ」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)で15日から、クリスマスイベントが始まりました。日が暮れた後、高さ36メートルのツリーに点灯、1カ月以上早くクリスマスムードに包まれていたそうです。
ツリーに飾られたLED電球の数は約36万個で、昨年より約3万個多く、ギネス世界記録を更新したそうです。
クリスマスイベントは来年1月6日まで開催される予定で、日中には、サンタクロースに扮した子どもたちや人気キャラクターが参加するパレード「サンタのトイ・マーチ」も催されます。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。