おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【経済】
「ローソンが売電事業に参入 店舗に太陽光発電システムを設置へ」
ローソン<2651.T>は、来年度までに2000店舗に太陽光発電システムを設置し発電した電力の売電を開始すると発表しました。7月1日から始まる再生エネルギーの固定価格買い取り制度に合わせ電力会社申請許可後の10月から売電を開始する予定です。
ローソンは今年度中に1000店舗、来年度中に1000店舗の合計2000店舗に太陽光発電システムを導入する予定です。1店舗当たりの発電量は12キロワットでこのうち10キロワットが売電用、2キロワットが店舗使用となります。年間の電力量は1万1000キロワットです。
太陽光パネルは、昭和シェル石油<5002.T>の100%子会社のソーラーフロンティア(東京都港区)とパナソニック<6752.T>製でリースによって使用します。この2社の製品とした理由については、「発電効率が高く、施工体制や保守体制に優れている」としています。投資額は明らかにしていません。
ローソンは業務用車にいち早く電気自動車を導入するなど、地球環境対策に積極的に取り組んでいます。今回も太陽光発電の売電にいち早く乗り出すことで、機器の普及や効率化につながることを期待しています。
【経済】
「トヨタ・BMW提携拡大 次世代エコカー開発で」
トヨタ自動車と独自動車大手BMWは燃料電池車やハイブリッド車(HV)などの次世代エコカー開発で提携を拡大すると発表しました。
燃料電池車のシステムとスポーツカーを共同開発します。HVなどのモーターを使った電動化技術でも協業を検討するとの事です。
両社は昨年12月にリチウムイオン電池の共同研究などで提携に合意しました。世界のエコカー開発競争の激化を背景に、提携をエコカー全般に広げます。
トヨタの豊田章男社長とBMWのノベルト・ライトホーファー会長が、独ミュンヘンのBMW本社で記者会見を開き発表しました。提携拡大では2015年までにトヨタが燃料電池車のシステムをBMWに供給し、20年までに同システムを共同開発します。トヨタは15年までに一般向けの燃料電池車を販売する計画で、燃料電池車の技術を他社に供与するのは初めとなります。
HVなど電動化技術の協業では、トヨタが将来的にHV技術をBMWに供与する可能性があります。共同開発のスポーツカーでもHV化を検討し、炭素繊維を使った車体軽量化技術の共同研究開発も行うとの事です。
次世代エコカーでの広範囲な協業で両社はエコカー技術での世界標準化を目指します。今後も世界の自動車メーカー間でエコカー分野の提携が広がる可能性があります。
【サイエンス】
「都会の星空「はやぶさ帰還」も 朝日新聞記者が写真展」
小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を撮影した朝日新聞科学医療部の東山正宜記者が、7月4日から東京・銀座のリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で写真展「都会の星」を開きます。「はやぶさ帰還」の写真も展示。朝日新聞の1面に掲載した写真から、さらに天の川や星雲などを精細に表現した天体写真バージョンで今回初めて一般に公開されます。
写真展は「大都会の夜空にも星はある撮れる」をコンセプトに東京や大阪、名古屋などで撮った星の写真など約50作品。占星術師の石井ゆかりさんがそれらの作品に解説を加えてナビゲートします。
東山記者はデジタルカメラで星の軌跡をきれいに撮れる「比較明合成」と呼ばれる手法を駆使し、多数の写真を撮りためてきました。カメラマンでない記者が写真展を開くのは珍しい。
入館無料で7月4~29日の午前11時~午後8時(火曜休館・最終日は午後5時まで)。7日午後5時からは東山記者と、「比較明合成」の機能を持つコンパクトデジカメ「GR4」を開発したリコーの技術者のトークショーがあります。詳しくは「RING CUBE」のサイト(http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/urban_star.html)。
天体写真版の「はやぶさ帰還」写真は朝日新聞フォトアーカイ(http://photoarchives.asahi.com/)で購入できます。